凛華の看板犬(・・・といっても、いつもバックヤードで、お客さまへ吠えてるだけですが。)の凛。
先週の火曜日から様子がおかしく、通院しておりました。
この日は熱が39.6度と高く、小刻みに震えていました。
この震えは、胃のけいれんとかによる痛みによるものでは?とのことでした。
血液検査を何度もしましたが、先生曰く「つじつまが合わない・・・。」と。
炎症を表すCRPが、7.0と飛びぬけて高いものの、白血球があがってない。
免疫性疾患を患ってるので、そっちの症状かと思いきや、アルブミン値もさほど下がってない。
かちょまると同じDNAを持ってるので、かちょまると同じ溶血性疾患かと、血液検査をすると、血液が壊れやすくなってるという検査結果が。
でも、貧血を起こしてるわけでもない。
原因不明のため、ステロイド、抗生剤の注射をして、点滴もして、フルコースで。
注射をうつと、いつもの凛の姿に。

旦那がお風呂に入ると、洗面所で出待ち。
いつもの行動をすると、ほっと安心します。
そんな状態でも熱が下がれば食欲もあり、

ご飯の準備をしてると、おすわりして待ちます。
最初は持病の腸の疾患だと思ってたので、缶詰ご飯をお水で練ったものをあげていました。
肝臓の数値が悪くなり、黄疸も少しでるようになったので、ステロイドを断ってみると、また40度の熱が。
再度血液検査やエコー検査などをしてみると・・・!!
十二指腸あたりに、なにかある!と。
これは、お腹をあけて見ないとわからないとのことで、手術に踏み切る決断を。
まずは熱を下げること。 また、ステロイドと抗生剤の注射を。
で、熱もさがり、先週の土曜日の夜8時以降、手術しました。
11時ごろ先生から電話があり、手術も無事に終わり、今麻酔からも覚めたと。
「凛ちゃんに会いに来ますか?急変する可能性がないわけではないので。」とのことでしたので、会いに行くことに。
先生が、手術中の写真を見せながら、丁寧に説明してくださいました。
腸管にまとわりついた腫瘍が2か所。
その部分に穴が開いていたが、腸管の膜によって、ふさがれてたとのこと。
それで、漏れることなくちゃんとウンチも出てました。
その部分、約12センチを切除して、腸をつなぎ合わせたとのことでした。
一通り説明を聞いて、先生の奥さまが「じゃ、凛ちゃん連れてきますね」といって、連れて来てくれました。
なんと、麻酔から覚めて1時間ぐらいしかたってないのに、もう立ってたと、奥さんがビックリされてました。
きっと、あたしたちの声が聞こえて、帰る気満々だたんでしょうね。
診察台に載せてもらって、凛に「頑張ったね~!」って撫でてあげました。
またガタガタと震えていましたが、怖いのと、術後の傷が痛むのでは?とのことでした。
翌日、先生にTELして凛の様子をうかがうと、「ぼくに噛みつくぐらい元気ですよ。」と。 すみませ~ん・・・。
恩を仇で返す凛です。
缶詰ご飯の出汁だけを飲ませたり、だんだんペースト状にしてあげたりしてくれてるそうですが、毎回即完食とか。
術後の経過も良好とのことで、明日、仮退院します。
お客さまの中にも凛のファンの方がいらっしゃって、凛のことを心配してくださってる方もいらっしゃるので、まずはご報告まで。
ありがとうございました。